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IT技術情報>技術系一般知識>JMeter(高機能/フリーなテストツール)第3回:JMeterを活用する
【連載 】JMeter(高機能/フリーなテストツール)

第3回:JMeterを活用する

 
今回は大規模なテストの実行に必要な、リモートマシンを使用したリクエストの一斉送信、及び、ブラウザから行った操作をテスト計画に自動的に変換するHTTPプロキシサーバ機能を紹介させていただきます。また、最後に、UNIX、LINUXなどからJMeterを利用することを想定して、コマンドラインからのJMeterの利用方法も紹介させていただきます。

大庭 久宜
株式会社アイティーブースト
2004/8/23
 

【 目次 】
1.はじめに
2.リモートクライアントを利用した大規模なテストの実行
2_1.リモートテストに使用する端末の指定
2_2.JMeterサーバコンポーネントの起動
2_3.リモート.テストの開始・終了
2_4.リモートテスト結果の確認


3.テスト計画の自動作成(HTTP Proxy Serverの利用)
3_1.基本操作
3_1_1.設定エレメント(HTTPプロキシサーバ)の追加
3_1_2.ポートの指定
3_1_3.テスト計画に組み込むURLパターンの指定
3_1_4.テスト計画から除外するURLパターンの指定
3_1_5.テスト計画の自動作成
3_2.テスト対象サーバ/ポート/プロトコル/パスを変更する
3_3.変数の利用
4.JMeterをコマンドラインから利用する
4_1JMeter起動時の基本的なオプション
4_2.プロパティを変更する
4_3.プロキシサーバを利用する
4_4.JMeterサーバコンポーネントを起動する

【実行環境】
OS:WndowsXP
JDK 1.4.2
jmeter2.0.1

1.はじめに

前々回前回とJMeterの基本、応用設定を紹介させて頂きました。今回は大規模なテストの実行に必要な、リモートマシンを使用したリクエストの一斉送信、及び、ブラウザから行った操作をテスト計画に自動的に変換するHTTPプロキシサーバ機能を紹介させていただきます。また、最後に、UNIX、LINUXなどからJMeterを利用することを想定して、コマンドラインからのJMeterの利用方法も紹介させていただきます。


2.リモートクライアントを利用した大規模なテストの実行

JMeterを起動する皆さんの端末にはハードウェア的な限界が存在します。ある端末上のJMeterで10スレッド起動した場合と10000スレッドを起動した場合では、後者の方が確実にCPU待ち、I/O待ち時間が増加し、効率的なテストを行うことができません。各端末にはそのハードウェア的限界に見合ったスレッド数が存在します。

より大規模(多スレッド)なテストを行う場合にはここで紹介するJMeterのリモートテスト機能を利用するのが効率的です。このリモートテスト機能を利用すれば、ローカルマシンからネットワーク上に存在する他のJMeterをコントロールし、ローカルマシン上のテスト計画を共有することができます。また、各端末上で実行された全てのテスト結果をローカルマシン上に集積、参照することができます。

リモートテストの実行手順は以下の通りです。

2_1.テストに使用する端末の指定

リモートテストに利用する端末の指定はコントローラマシン(ローカルマシン)上の以下プロパティファイルにて行います。

 ・JMeterインストールディレクトリ/bin/jmeter.properties

上記jmeter.propertiesの中ほどにあるremote_hostsというプロパティを編集します。
# Remote Hosts - comma delimited
remote_hosts=127.0.0.1,192.168.0.10,192.168.0.11,192.168.0.20

remote_hostsにはカンマ区切りで複数の端末を指定することができます。上記の例では、ローカルマシン自身(127.0.0.1)及び、192.168.0.10,192.168.0.11,192.168.0.20の4台を指定しています。

*jmeter.properties編集後にローカルマシン上のJMeterを再起動してください。


2_2.JMeterサーバコンポーネントの起動

jmeter.properties中のプロパティremote_hostsに指定された全ての端末においてJmeterのServerコンポーネントを起動する必要があります。

各端末中の以下スクリプトを実行してください。
#Windowsの場合
JMeterインストールディレクトリ/bin/jmeter-server.bat

#UNIX(LINUX)の場合
JMeterインストールディレクトリ/bin/jmeter-server


これで準備は完了です。

2_3.テストの開始・終了

リモートテストの開始は 実行→全て開始(リモート)を選択してください。
また、実行中のテストを強制終了するには、 実行→全て停止(リモート)を選択してください。

[ テストの開始 ]
[ テストの終了 ]

2_4.テスト結果の確認

分散テスト実行結果は全てコントローラマシンに集積されます。ローカルマシン上のリスナーを参照すれば、全てのテスト結果を確認することができます。



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第1回:JMeterの基本
第2回:複雑なシナリオへの対応
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