|
|
 |
| >IT技術情報>システム/サーバ構築>0からのApache第10回:Apache拡張設定(WebDAV編 その1)
|
 |
 |
【連載 】0からのApache
第10回:Apache拡張設定(WebDAV編 その1)
|
|
|
「WWWサーバは基本的にドキュメントを閲覧するためのサーバです。」と言えば、大抵の人は納得します。しかし、実はこのWWWサーバにとある機能を付加するだけで、なんとファイルサーバとしても使用する事ができるのです。そのとある機能とはWebDAVという
機能なのです。今回はApacheにWebDAVの機能を付加する基本的な設定について説明していきます。
|
水本 敦士
株式会社アイティーブースト
2004/5/28 |
|
 |
|
 |
 |
【 目次 】
1.はじめに
2.WebDAVって?
3.ApacheをWebDAVに対応させる
3_1.必要なソフトウェア
3_2.Apacheインストール
3_3.OpenSSL設定
3_4.WebDAV設定
4.クライアント(Windows)の設定
|
 |
【実行環境】
RedHatLinux9.0
httpd-2.0.49
openssl-0.9.7d、
WindowsXP |
|
1.はじめに
前回までは、Apacheを使用してWWWサーバの構築を行なってきました。今まで構築してきたWWWサーバというのは、WWWサーバの中にあるドキュメントの閲覧機能のみを提供するための仕組でした。しかし、様々な分野でWWWが使われるようになるに従い、WWWの仕組みを使って「ドキュメントの閲覧」のみではなく、「ドキュメント編集、追加、削除機能」を行いたいという要求が高まってきました。これはWebDAVという仕組をApacheに組み込むことで実現する事が可能です。今回はこのWebDAVのインストールと基本的な設定、クライアントからどうやって使うかについて説明していきます。
2.WebDAVって?
WebDAVとは「Web-based Distributed
Authoring and Versioning」の略称で、「分散型オーサリングとバージョン管理」という意味です。今まで「ドキュメントの閲覧」機能しかなかったWWWサーバに「ドキュメント編集、追加、削除機能」という機能をつけた、HTTPプロトコルの拡張機能がWebDAVになります。他に「ドキュメントの追加」といえばFTPやSambaなどが挙げられます。しかし、FTPやSambaは独自のポートをもち、専用のツールが必要になります。それらに比べ、WebDAVを使用するメリットとしては、以下のものがあります。
| (1) |
インターネット経由のファイルアクセス:HTTPプロトコルを使用するので、ファイアウォールで新たにポートを開く必要がありません。(80番や443番を開いていない場合は別ですが。) |
 |
|
| (2) |
OSや言語に依存しない:これもHTTPプロトコルを使用するためです。本来、HTTPはOSに依存しないように設計されています。 |
 |
|
| (3) |
シンプルで効率が良い:サーバ上のファイルに関する操作用のメソッドが用意されているため、その都度ファイルのダウン/アップロードは必要ありません。一番大きなメリットとしては、FTPのような「FTPクライアント」を用いいらなくても、簡単にファイル操作が行なえるという点です。 |
WebDAVにはこのほかにも以下のような主な機能があります。
| (1) |
ファイルの上書き保護:ファイルを更新する際は、ファイルにロックを掛けます。このことにより、他の人はファイルに触れなくなります。 |
 |
|
| (2) |
プロパティ:ファイルに対する情報(タイトル、作成者等)を付加できます。 |
 |
|
しかしこのWebDAV自身、セキュリティに関しては何も実装はされていません。というのも、既にセキュアなWWWサーバに組み込まれる事を前提にして作られています。そのため、WebDAVを使用する場合はその環境に合わせてのセキュリティ確保(Digest認証やSSL通信)が必要になってきます。
今回はApacheにはSSL通信の機能を付加してWebDAVを組み込んで行く事にします。SSL通信を使うことによりファイルの転送やそのWebDAVのディレクトリにアクセスするユーザやパスワードが暗号化されるため、安全なファイルのやり取りを行なうことが出来ます。
>>次のページへ
|
 |
【 ページ 】 | 1 | 2
| 3
|
|
 |
【 関連記事 】
|
|
 |
 |
|
サイト内全文検索 |
| スタックアスタリスクのサイトを検索します。検索には、Googleを利用しています。そのため、最新の情報で検索されない可能性があります。 |
|