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| >IT技術情報>システム/サーバ運用>SNMPによるネットワークシステムの監視第3回:MRTGの設定 |
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【連載 】SNMPによるネットワークシステムの監視
第3回:MRTGの設定
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連載第3回では SNMPエージェントとSNMPマネージャ側の設定についてさらに詳細な紹介をしていきます。デフォルトの設定では得ることのできない情報を含め、様々なサーバ状態を取得する方法を紹介し、また、それらのデータを扱いやすい状態にします。
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浅野史彦
株式会社アイティーブースト
2004/6/21 |
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【 目次 】
1.はじめに
2.SNMPエージェント(net-snmp)の設定
2_1.プロセス数を提供する設定
2_2.ディスクの使用状況
2_3.ファイルサイズの取得
2_4.特定のプログラム実行結果
2_5.ディスクI/Oの取得
2_6.SNMPv3用の設定
3.SNMPマネージャの設定(MRTG)
3_1.基本設定
3_2.設定の簡略化
3_3.グラフ描画の制御
3_4.取得するデータの設定
3_5.閾値のチェック
3_6.インデックスファイルの作成
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■実行環境
FedoraCore1
net-snmp-5.0.9-2.i386.rpm
net-snmp-utils-5.0.9-2.i386.rpm |
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net-snmp-5.1-2.1.src.rpm
mrtg-2.10.13.tar.gz |
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1.はじめに
前回までの作業でMRTGによってトラフィックデータの取得/グラフ化を実現することができました。ただし、ここまではMRTGの最低限の設定です。
その他にも、トラフィックデータ以外のデータ取得やグラフのカスタマイズ、監視したデータが閾値を超えた場合に警告メールを送信する、などより便利な機能があります。これらを利用するためのSNMPエージェント(net-snmp)やSNMPマネージャ(MRTG)の設定を紹介します。
2.SNMPエージェント(net-snmp)の設定
SNMPエージェント側では主にどういう情報を提供できるのかを設定します。システム監視において有用な情報であっても、デフォルト状態では提供することができない項目について紹介します。ここで紹介する設定によってiso(1).org(3).dod(6).internet(1).private(4).enterprises(1).ucdavis(2021)
以下のucd-snmp/net-snmp
の独自実装による情報を提供できます。
+--iso(1)
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+--org(3)
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+--dod(6)
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+--internet(1)
+--private(4)
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| +--enterprises(1)
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| +--ucdavis(2021)
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また、MRTGでは利用できませんが、最近、インターネット標準になり、今後普及が進むであろうSNMPv3用の設定方法も紹介します。
2_1.プロセス数を提供する設定
サーバのあるプロセスの総数を得ることも、システム監視の業務をする上で有用です。プロセス数を提供するにはsnmpd.confに対して、proc
パラメータを設定します。
このとき、iso(1).org(3).dod(6).internet(1).private(4).enterprises(1).ucdavis(2021).
prTable(2).prTable(2) 以下にプロセス情報が格納されます。
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| +--ucdavis(2021)
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| | +--prTable(2)
| | | |
| | | +-- prTable(2)
| | | | Index: prIndex
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| | | +-- -R-- Integer32 prIndex(1)
| | | | Range: 0..65535
| | | +-- -R-- String prNames(2)
| | | | Textual Convention: DisplayString
| | | | Size: 0..255
| | | +-- -R-- Integer32 prMin(3)
| | | +-- -R-- Integer32 prMax(4)
| | | +-- -R-- Integer32 prCount(5)
| | | +-- -R-- Integer32 prErrorFlag(100)
| | | +-- -R-- String prErrMessage(101)
| | | | Textual Convention: DisplayString
| | | | Size: 0..255
| | | +-- -RW- Integer32 prErrFix(102)
| | | +-- -R-- String prErrFixCmd(103)
| | | Textual Convention: DisplayString
| | | Size: 0..255 |
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例えば、動作中のhttpdの総数をSNMPによって採取する場合は、snmpd.conf内に以下のような記述を追記します。
設定後、snmpdを再起動すれば監視マネージャ側から以下のコマンドを実行することでhttpdの起動プロセス数に関する情報を取得できます。
# snmpwalk -c コミュニティ名 ホスト名 .1.3.6.1.4.1.2021.2.1
UCD-SNMP-MIB::prIndex.1 = INTEGER: 1
UCD-SNMP-MIB::prNames.1 = STRING: httpd
UCD-SNMP-MIB::prMin.1 = INTEGER: 0
UCD-SNMP-MIB::prMax.1 = INTEGER: 0
UCD-SNMP-MIB::prCount.1 = INTEGER: 8
UCD-SNMP-MIB::prErrorFlag.1 = INTEGER: 0
UCD-SNMP-MIB::prErrMessage.1 = STRING:
UCD-SNMP-MIB::prErrFix.1 = INTEGER: 0
UCD-SNMP-MIB::prErrFixCmd.1 = STRING: |
ただし、net-snmpのバージョンによってはDSOサポート付きのApacheのプロセス名を「libhttpd.ep」と指定する必要があったり、
以下のようにフルパスで指定する必要がある場合もあります。
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proc /usr/local/apache/bin/httpd |
Column Apacheのプロセス数
Apacheなど多くのソフトウェアでは、処理を高速化するために複数のデーモンプロセスを起動し、クライアントからの要求を並列に処理します。例えば、Apacheの設定ファイルであるhttpd.confでは、以下の項目で起動プロセス数を調整可能です。
| httpd.confのディレクティブ |
説 明 |
| MinSpareServers
5 |
あらかじめ待機させておくhttpdの最少数。Apacheは定期的にhttpdの起動プロセス数を監視し、この値を下回っていた場合は自動的にhttpdが起動される
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| MaxSpareServers
10 |
あらかじめ待機させておくhttpdの最大数。Apacheは定期的にhttpdの起動プロセス数を監視し、この値を上回っていた場合は自動的にhttpdが停止される
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| StartServers
5 |
Apache起動時に立ち上げるhttpdの数の設定
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| MaxClients
150 |
同時に起動できるhttpdの総数 |
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