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JAVAコマンドを知る

 
JavaコマンドはJavaアプリケーションの実行に必須のコマンドです。ここでは、Javaコマンドオプション、及び、オプションの理解に必要な周辺知識を簡単に紹介します。

大庭 久宜
株式会社アイティーブースト
2004/9/13
 

【動作環境】
バージョン WindowsXP
動作確認 J2SDK 1.4.2
【 目次 】
1.Javaコマンドの基本
1_1.Javaコマンドとは
1_2.Javaコマンドの引数
1_3.Javaコマンドによるアプリケーション実行手順
2. JVM(Java HotSpot VM)
3.クラスローダとクラスパス
4.インタプリタと動的コンパイラ(適応型コンパイラ)
5. Javaのメモリ構造
5_1.ヒープ
5_2.スタック
6.Javaコマンドのオプション
7.Javaコマンド標準オプション
8.拡張(非標準)オプション

1.javaコマンドの基本


1_1.javaコマンドとは

javaコマンドはjavaアプリケーションを起動するためのツールで、以下の場所に配置されます。

#Windows
JRE(JDK)インストールディレクトリ/bin/java.exe

#UNIX、LINUX
JRE(JDK)インストールディレクトリ/bin/java


●JREとは
javaプログラムの実行に必須のプログラム群。
javaプログラム実行時の主役であるJVM(javaVirtualMachine)もこのJREに含まれます。

●JDKとは コンパイラ、デバッガといったjavaの開発に必要な一連のプログラム群。JDKはJREを含みます。

1_2.javaコマンドの引数


javaコマンドは引数に、以下の情報をとります。

(1)実行するクラス名、または、Jarファイル名
実行するクラス名を指定する場合は、FQCN(パッケージ名/クラス名を含む完全修飾クラス名)形式を用いる必要があります。
実行例) java jp.co.itboost.TestMain
 →jp.co.itboostパッケージに所属するTestMainクラスを指定

実行例) java jp.co.itboost.TestMain  →jp.co.itboostパッケージに所属するTestMainクラスを指定

Jarファイルを指定する場合は次章で説明する -jar オプションを用いる必要があります。
実行例)java -jar itboostTest.jar

(2)実行するクラスのmainメソッドに渡す引数
引数自身に空白文字が含まれる場合、引数を"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります 。
例)java jp.co.itboost.TestMain "こんにちは アイティーブーストです"

(3)各種実行オプション
 -オプション名 の様に -(ハイフン)の後に各種オプションを指定します。  
オプションは次章以降で紹介します

1_3.javaコマンドによるアプリケーション実行手順

javaコマンドによるjavaアプリケーションの実行手順は以下の通りです。
  1. JVM起動
  2. JVMが指定されたプログラム(クラス)をロード(JVMがクラスを利用する為の下準備)
  3. ロードしたクラス内に記述された処理を実行
javaコマンドによって実行されるクラスには以下シグニチャを持つmainメソッドが定義されている必要があります

    public static void main(String args[])
  • アクセス修飾子がpublicである
  • staticなメソッドである
  • 戻り値を戻さない
  • メソッド名は「main」である
  • 複数の文字列を引数として受け取れる

JVMはロードしたプログラム内にあるmainメソッドを検索、実行します。


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2. JVM(java HotSpot VM)

javaのプログラムファイル(クラスファイル)はjavaバイトコードというOSに依存しない形で存在します。プログラムの実行時には、このjavaバイトコードを各OSが理解できるネィティブコードに変換、実行する必要があります。このjavaバイトコードからネィティブコードへの変換、実行の役割を担うのがjavaVirtualMachine(JVM)です。JVMはJREに含まれます。

このJVMですが、JDKの1.3前後で大きく変更されています。
java Classic VM
J2SDKのversion1.3よりも前に利用されていたJVMです。

java HotSpot VM
JSDK1.3以降から利用されるJVMです。上記のjava Classic VMと比べて性能が向上しています。

ここで紹介するのはJDK/JREのバージョン1.4.2なので、利用されるJVMはjava HotSpot VMとなります。

また、このjava HotSpot VMはクライアント環境向けのアプリケーション起動時間の短縮/メモリ使用量の最小化などが得意なjava HotSpot Client VM、及び、サーバ環境向けにアプリケーション起動時間の短縮などよりも安定性、スループットの最大化等が得意なjava HotSpot Server VMの2種類が存在します。

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