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IT技術情報>システム/サーバ構築>1台のPCでLinuxとWindowsを共存するには?第01回:デュアルブート編
【連載 】1台のPCでLinuxとWindowsを共存するには?

第1回:デュアルブート編

 
 
 

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3.デュアルブート環境を作ろう!

 では、実際にデュアルブート環境をつくる場合の注意点と、手順について説明をしていきます。

3_1.最初に注意しなければいけない点

 市販されている最近のWindowsがインストールされているPCであれば、最初から全てのハードディスク領域がCドライブとして確保されています。LinuxとWindowsのデュアルブート環境を作るには、Linux用に別パーティションが必要になります。何らかの方法で、別パーティションを確保しなければいけません。
  • 確保する方法
     新しい領域を確保する方法にはいろいろ考えられますが、デスクトップPCでハードディスクの増設が可能な場合は、ハードディスクを購入し、増設するのが一番簡単で安全です。ただし、最近のデスクトップPCはスリム型の物が多く、増設するスペースが存在しない場合が多い為、こちらも無理な場合が考えられます。
     そのような場合には、既存のハードディスクに利用できる領域を確保するしかありません。どうすれば確保できるのでしょう?

  • パーティションのサイズ変更
     既に利用されているパーティションのデータを残した状態でサイズの変更は、Windows OSの持つ機能ではできません。もしパーティションを変更したい場合には、必要なデータのバックアップを取り、パーティションを作り直して、再度インストールが必要です。
     ただ、最近のPCではOSの復旧用データの保存されている隠しパーティションが存在している場合や、リカバリCDを利用してOSをインストールし直すとパーティションサイズを変更していても、元の状態に戻ってしまう場合などもあります。
     このような場合にはPartition MagicPartition Commanderという商用のソフトを利用する、或いはLinux用のオープンソースプログラムであるntfsresizeを利用することで可能です。これらのソフトは様々なタイプのパーティションに含まれるデータを破壊することなく、パーティションのサイズを変更することが可能です。

  • QTParted
     ここで、「Linuxを今から入れる為に調べているのに、Linux上で動かすntfsresizeを紹介されても・・・(怒)」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハードディスク上にLinuxが入っていなくてもntfsresizeを利用する方法があります。すぐに気付く方もいらっしゃると思いますが、1CD Linuxと呼ばれる、ハードディスクにはインストールをせずに、1枚のBoot CDよりLinuxを動かす方法があります。代表的な1CD LinuxにKNOPPIXがあります。KNOPPIXにはntfsresizeとそのフロントエンドであるQTParted(Partition Magic clone)が含まれています。KNOPPIXは以下のサイトからダウンロードすることができます。
      http://unit.aist.go.jp/it/knoppix/
     また、Linuxのメンテナンスツールが多数含まれているSystemRescueCdの中にも、同様にntfsresizeやQTPartedが含まれています。
      http://www.sysresccd.org/index.en.php
     本稿執筆時(2004年7月15日)にはKNOPPIXQTPartedは日本語化されていますが、若干バージョンが低く、SystemRescueCdQTPartedは日本語化されていませんが、バージョンが最新になっています。QTPartedは非常にPartition Magicに似せて作られており、直感的に操作をすることが可能です。

     それぞれのサイトからISOファイルをダウンロードし、ライティングソフトでCDを作成してください。
     慣れない方のために執筆時に確認をしたファイルへのパスを書いておきますが、既に新しいバージョンが出ている可能性があるので、確認をするようにしてください。

    ⇒ KNOPPIX
    ⇒ SystemRescueCd

    まず、それぞれでQTPartedを起動するまでの手順を説明しておきます。

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3_2.KNOPPIXの場合

 BIOSでCD−ROMより起動するように設定を行い、KNOPPIXのCDを挿入してPCを起動します。


 この画面が表示されたら【Enter】を入力し、しばらく待つと以下のようKNOPPIXが起動します。QTPartedは画面左下の【Kメニュー】の中の【システム】の中にあります。ただし、QTPartedはパーティションに対して変更を加えますので、root権限が必要になります。そのためQTPartedを起動するとrootユーザのパスワードを入力する必要があります。
 当初rootユーザにはパスワードが設定されていません。パスワードを設定する必要があります。設定手順は以下になります。


 画面左下のKNOPPIXメニューよりRoot Shellを実行します。


 root権限で操作できるシェルが開きますので、以下のpasswdコマンドを入力しrootユーザにパスワードを設定します。


 Enter new UNIX password:の表示の後に使用したいパスワードを入力します。画面上にパスワードの文字は表示されませんので、確認のために同じパスワードをRetype new UNIX password:の表示の後に入力します。
 では、実際にQTPartedを起動してみます。


 【Kメニュー】の中の【システム】の中のQTPartedを起動します。


 rootユーザのパスワードを確認してきますので、先ほど設定したパスワードを入力します。


 これでQTPartedが表示されます。


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【 目次 】
1.はじめに
2.共存方法
2_1.デュアルブート
2_2.PCエミュレータ
3.デュアルブート環境を作ろう!
3_1.最初に注意しなければいけない点
3_2.KNOPPIXの場合
3_3.SystemRescueCdの場合
3_4.QTPartedの使い方
4.Linuxのインストール
4_1.2つの方法
4_2.Grubを利用する場合
4_3.NTLDRを利用する場合

 

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